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海外FX業者の信頼性に関わる金融ライセンスとは?

海外FX業者の信頼性に関わる金融ライセンスとは?

海外FX 金融ライセンス

各海外FX業者の信用性などについて調べていると、恐らく「金融ライセンス」という言葉を目にするはずです。
ここでは、この金融ライセンスに関して解説していきます。

 

金融ライセンスとは?

金融ライセンス:国や地域の金融監査機関が、審査をクリアした「金融事業者」に対して発行するライセンス。

※「海外FX事業をするための許可証」ではありません。

 

一般的な傾向としては、

 

金融ライセンスを持っている海外FX業者:信頼性が高い
金融ライセンスを持っていない海外FX業者:信頼性が低い

 

という感じです。

 

ただ、大手海外FX業者の「ゲムフォレックス」はつい最近まで金融ライセンスを持っていませんでした(現在は持っています)。
しかし、金融ライセンスを持っていない頃からゲムフォレックスは信頼できるFX業者でした(だからこそ人気だったわけですしね)。

 

また、金融ライセンスを持っているからといって、必ずしも信頼性が高い海外FX業者だとは言い切れません。
金融ライセンスにもグレード(のようなもの)がありまして、なかには登録料さえ支払えばほぼ無条件で発行されるようなライセンスもあるからです。

 

つまり、「金融ライセンスの有無」が海外FX業者の信頼性を測る絶対的な基準にはならないということですね。

 

「ハイグレードな金融ライセンス」を3つ紹介

 

金融ライセンスのうち、「これは特に信頼できる」というものを3つ挙げていきます。
(繰り返しになりますが、これらの金融ライセンスを持っていない=信頼性が低いというわけではありません)

 

  1. ニュージーランド(FSP)
  2. キプロス(CySec)
  3. イギリス(FCA)

 

1:ニュージーランド(FSP)

後に紹介する「ニュージーランド(FSP)」と「キプロス(CySec)」の金融ライセンスに比べると、登録しやすい(=登録審査の難易度が低い)金融ライセンスだと言えます。

 

ただ、FSPは、2015年に150前後の登録事業者の金融ライセンスを抹消しました。
つまり、「現在ニュージーランド(FSP)の金融ライセンスを持っている海外FX業者は、比較的信用性が高い」ということですね。

 

今、FSPは登録済の海外FX業者に対して、運営資金・顧客資金に関する記録の提出を厳格に求めています。

 

2:キプロス(CySec)

「信託保全をしている海外FX業者」でないと、キプロス(CySec)の金融ライセンスを持つことができません。

 

信託保全:トレーダーから預かったお金を、外部の「信託会社」や「信託銀行」に管理してもらうシステム。万が一海外FX業者が倒産しても、トレーダーのお金は戻ってくる。

 

ですから、キプロス(CySec)の金融ライセンスを持っている海外FX業者を利用していれば、万が一FX業者が潰れても安心という事ですね。

 

ちなみに、キプロス(CySec)については、「会社としての本拠地がキプロス国内に存在すること」も取得条件の1つとなっています。

 

3:イギリス(FCA)

金融ライセンスの中で最も取得しにくいのが、このイギリス(FCA)のものだと言われています。

 

「FXネット」「ランドFX」「トレーダーズトラスト」などはこのFCAの金融ライセンスを持っていますので、「他の何を置いても『信頼できる金融ライセンスを獲得している海外FX業者』を利用したい!」という人には、この3業者を推奨します。

 

イギリス(FCA)の金融ライセンスをゲット・キープするための条件としては、

 

  • 「運営資金」と「ユーザーの資金」を分けていること
  • 事業プランや資本金に関する審査をクリアする
  • 「出金関連の疑わしさ」が全くないこと
  • 営業資金や顧客資金に関する記録の提出を定期的に行うこと

 

などがあります。

 

海外FX業者の安全性の判断基準【金融ライセンス以外】

続いて、金融ライセンス以外の部分で海外FX業者の安全性を判断するポイントを3つ挙げていきます。

 

ちなみに、ここで言う「安全性」というのは、「その海外FX業者自体の安全性」よりも、「FXトレードで大損しにくいか、という意味での安全性」というニュアンスが強いです。

 

  1. ゼロカットがあるか
  2. 最大レバレッジ倍率が高いか
  3. 約定力が高いか

 

1:ゼロカットがあるか

「口座残高が負の数字になったときに、ゼロまで回復してくれるサービス」のことをゼロカットと言います。

 

FXには、「含み損が一定まで大きくなったら、口座残高がゼロになる前に強制的に決済するシステム(ゼロカット)」があるので、普通は口座残高が負の数字になる事はありません。

 

ですが、相場が瞬時に大きく動くと、ゼロカット処理が追い付かずに、口座残高がマイナスになってしまう事があるのです。
(実際、記録的な大暴落のときなどに、ゼロカットによって危機を脱しているFXトレーダーはたくさんいます)

 

そのため、ゼロカットがあるとないとでは「精神的な余裕」が全く変わってくると言えます。
大手の海外FX業者のほとんどはこのゼロカットを導入しています。

 

ちなみに、国内FX業者は法律の関係上ゼロカットを導入することができません。
私としてはこの事実だけでも、金融ライセンスうんぬんに関わらず「海外FX業者のほうが、国内FX業者よりも安全」だと感じます。

 

2:最大レバレッジ倍率が高いか

ある意味「金融ライセンスの有無」よりも重要なのが「最大レバレッジの高さ」です。

 

「最大レバレッジが高いほうが危険なのでは?」と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

単純に考えてみましょう。

 

取引量:1,000万

 

を扱う際、

 

レバレッジ1,000倍:自己資金1万円
レバレッジ25倍:自己資金40万円

 

となります。
「同じ取引量なら(←※これが最大のポイント!)レバレッジ倍率が高いほうが、自己資金が少なくて済む」と言えます。
言い換えれば、「レバレッジ倍率が高い方が、『失う可能性のあるお金』が低くて済む」という事になりますよね。

 

ですから、レバレッジ倍率が低いほうがむしろリスクが大きいんです。

 

筆者自身、海外FXトレードはほぼ常時「最大レバレッジ」に設定して行っています。
わざわざ下げるメリットがあるとは思えませんし。

 

そして、

 

国内FX:レバレッジ25倍まで
海外FX:レバレッジ数百倍~数千倍

 

ですので、この観点で見ても海外FXのほうが安全だと言えます。

 

3:約定力が高いか

こちらも金融ライセンスと同様に、重要なポイントです。

約定力:注文をズラさずに通す能力

 

約定力が高い:「ユーザーが注文したつもりの価格」と「実際に決済される価格」がズレにくい(タイムラグがほぼない)
約定力が低い:~~がズレやすい(タイムラグがある)

 

やはり大手の海外FX業者には約定力が高いところが多いですね。
逆に無名のところだと、3秒以上ズレたりするので気を付けましょう。

 

まとめ:金融ライセンスだけで海外FXの安全性は判断できない……けど重要!

「海外FX業者の信頼性」の判断材料の1つである金融ライセンスについて解説しました。

 

  • 金融ライセンスにもグレードがある
  • FSP、CySec、FCAの金融ライセンスは特に信頼性が高い
  • 「金融ライセンスがない=信頼できない」とは言い切れない

 

といったポイントを抑えておきましょう。
また、本文中では触れませんでしたが、「グレードの低い金融ライセンスを持っている、信頼できる海外FX業者」もあります。

 

また、海外FX業者の安全性・信頼性は金融ライセンスだけでは判断できません。

 

  • ゼロカットの有無
  • 最大レバレッジの高さ

 

についても必ずチェックしておきましょう。

 

色々な角度から海外FX業者の信用性をチェックし、安心してFXトレードができると良いですね。