FXで勝てないならいっそ「放置」しましょう!

ここでは、FXトレードにおける立派な作戦の一つである「放置」について解説します。
「放置」などと聞くといかにもリスクが高いように感じるかもしれませんが、実はそうでもありません。

 

FXでの放置作戦の方法

最初に放置戦法のやり方を紹介します。
とはいっても非常にシンプルです。

 

  1. エントリー
  2. 放置
  3. 売却

 

FXトレードの本質は、大雑把に言えば「上昇するか、下落するか予想するだけ」です。
ですから、上記の方法でもきちんと成立します。

「放置なんかしていたら、ちゃんと予想できない」と思えるかもしれませんが、案外当たるものです。

信じられないのであれば、「チャートを長時間眺めてから予想する」ことと「チャートを短時間見て予想する」ことの両方を何回かしてみて、結果を比較してみてください。

特にFX初心者の方ほど、そうそう変わらない結果になるはずです。
ちなみに、この実験は「デモトレード」を使えばタダでできます。
もちろん、「通常のチャートを見るだけで、売買しない」というのも良いでしょう。

では、1~3について詳しく見ていきましょう。

 

①エントリー

放置するわけですから、そうは言っても「不測の事態に対応できない」などのリスクはあります。
したがって、少ない取引量でエントリーすることが重要です。
また、取引量が少ないほうが「安心して放置」できるはずです。

「それではロクに利益が出ない」と感じるかもしれませんが、レバレッジ倍率を高くすればそうでもありません。

国内FX業者は最大25倍までとなっているので、最大1,000倍のところもある海外FX業者で取引をしましょう。
(ハイレバレッジな業者としては、XMやゲムフォレックスなどが有名です)

海外FX業者には「ロスカットシステム(追証金が発生しない仕組み)」が設定されているところが多いです。
国内FX業者でこのシステムを設けているところはないので、実は「海外FX業者の方が安全性が高い」と言えます。

また、ここでは詳しい計算は省きますが、「ハイレバレッジの方がロスカットが発生しにくい」ため、さらに放置がしやすくなります。

 

②放置

放置する前に準備が必要です。
それは具体的に言うと、

  1. 指値注文
  2. 逆指値注文
  3. 両建て

 

です。
解説していきますね。

 

指値注文

「自分が指定した価格になったタイミングで、利確を自動で行わせる注文」のことを指値注文と呼びます。

一例として、

エントリー時に「1$=100円」だったとして、
「1$=101円」になったら自動で売却する

という注文のことです。
とにかく「自動」ですから、放置していても何も問題はありません。
また、たまに「一時的に上がったが、それ以外はずっと下がる」などといった値動きを見せることもありますが、その「一時的な値上がり」を逃すこともありません。

 

逆指値注文

「指値注文と逆の変動をした際に、指定した価格になったタイミングで、損切りを自動で行わせる注文」のことを逆指値注文と言います。

1$=100円でエントリーしたとして、
「指値注文が1$=101円」だったとすれば、
「逆指値注文は1$=97円」などとなります。

これで「含み損が膨大なものになる」という事態を避けて、
ある程度のところで自動で損切りできるようになります。

ここでは「1円上昇したら利確、3円下落したら損切」と設定しています。
つまり、「上がり幅と下がり幅を揃える必要はない」ということです。

また、ここでは詳しい解説はしませんが「空売り」という手法を使えば、
「○円下がったら利確、△円上がったら損切」という注文をすることも可能です。

ちなみに、放置しない方針のFXトレーダーであっても、
ある程度慣れている人であれば、まず間違いなく逆指値注文をしています。

まして、「放置するタイプのFXトレーダー」なのであれば、絶対に逆指値注文をしなければなりません。

 

両建て

簡単に言うと、「売りポジションも買いポジションも保有する」という手法のことです。
これで、含み損や含み益を固定することが可能です。

ただし両建てに関してはFXトレーダーの間でも賛否両論です。
また、「単純計算で手数料やスプレッドが2倍かかる」と言えるので、FXトレードに慣れないうちは両建てしなくても良いと思います。

指値注文と逆指値注文がきちんとできていれば、基本的にはそれだけでも十分です。

むしろ両建ては、「他の色々な手法と組み合わせるための戦略の一つ」だと考えておきましょう。

※両建てを禁止しているFX業者もあります。

 

③売却

指値注文・逆指値注文をしていれば、自動的に売却されます。
特に意識する必要はありません。

 

FXにおける放置作戦のメリットは主に3つ

それでは、FXにおける「放置」の利点を具体的に見ていきましょう。
主に3つあります。

 

メリット
  1. 手数料やスプレッドを抑えることができる
  2. メンタル面
  3. 自由な時間が増える

 

では解説していきます。

 

①手数料やスプレッドを抑えることができる

FX取引を行う際には、スプレッドやトレード手数料が発生します。
ですから「負けを取り戻そう」などと考えて、何度もエントリーしているようだと、細かなマイナスが積み重なってしまいます。

仮に「適切なエントリーポイント」が何度も発生するのであれば、「何度もエントリーすること」にも意味がありますが、実際には良いエントリーポイントなどそうそうありません。

 

②メンタル面

「①」で触れた「負けを取り戻そう」もそうですが、漠然と「なんとかしよう」などと思っているだけでも判断力は鈍るものです。
ですから、先ほど解説したように指値注文・逆指値注文が完了したら、チャートを見ずに別のことをしていましょう。
そのほうが、トータルではプラスになるはずです。

また、「FXで安定した利益を出したい」のであれば、必然的に長期的に取り組むことになります。
ですから、「放置作戦」によって毎日のストレスをできる限り軽くすることも大事です。
「ストレス」や「プレッシャー」、それから「興奮」などを甘く見ていると、どこかで致命的なミスをしたり、潰れたりします。

 

③自由な時間が増える

極端な例ですが、「FXで年収10億円を稼いでいるけれど、土日以外1日18時間モニターに張り付いている」というのと、「FXの年収は1千万円だけれど、1日1時間しかFXの作業をしない」というのとでは、どちらが良いでしょうか。

「FXが楽しくて楽しくて仕方がない」
という人を除き、誰しも後者のような生活を望むはずです。

放置することで、自由な時間が増えます。

「FXでお金を稼ぐ」というのは「目的」を達成するための「手段」です。

例えば「時間が欲しい」「世界旅行がしたい」「豪華な家を建てたい」「毎日美味しいものが食べたい」など。
こういった「目的」をイメージしながら、FXに取り組みましょう。
そうでないと、なかなかモチベーションが続かないはずです。

 

まとめ

FXにおける放置作戦について解説しました。

簡単に言えば、

 

  • 指値注文
  • 逆指値注文
  • 両建て(必須ではない)

 

をして放置するだけです。

これによって、「利確」も「損切」も自動的に行ってくれるので、感情や精神状態に左右されることがなくなります。
また、手数料やスプレッドを抑えて利益を延ばすことにも繋がります。
さらには「自由な時間」を増やすこともできます。

FXを「頑張っている」のに全然勝てないと悩んでいる人は、いっそ頑張ることをやめて、放置作戦を試してみてはいかがでしょうか。

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